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令和5年度「とある日の宮二工生徒(地理総合フィールドワーク編)」

おばんです!

宮二工の周辺には、広瀬川の侵食作用によって形成された特徴的な地形があります。

そこで、「地理総合」の授業で「河川の働き」を学習し、そのまとめとしてフィールドワークに出かけましたので、その様子をお伝えします。

 

1年生は初めての校外学習でドキドキしている様子です。道も狭いのでみんな安全に列を守って移動しました。

 

こちらの地形は、宮二工から仙台駅に向かって歩いて5分くらいの「片平丁通り」に登る坂ですが、一段と急になっているのは、ここが「河岸段丘」の二段目の段丘崖だからです。

この坂を上った先にある小学校が米ケ袋地区一帯の避難場所になっています。

生徒たちの感想を聞くと、「ただのきつい坂」から「自分たちを洪水から守ってくれる坂」に変わっていったようです。

      

 

帰りは学校の南側の広瀬川沿いを歩いてきました。記念に集合写真も撮りました。

後ろに写るのは八木山、向山を広瀬川が長い時間をかけて削り、地層が露出している場所です。

このような地層が見られる地域はとても珍しく、生徒たちはその迫力に圧倒されるとともに、河川の侵食力の大きさを体感していました。

また、河川の働きについて事前に学習していたので、「この川の先の地形はどうなっているだろう」などと考えを深めていました。

 たった1時間のフィールドワークでしたが、生徒は楽しそうに学んでいました。

フットワークを軽く校外授業で深い学びが得られることも、人数の少ない定時制だからこその強みです。

受験生の皆さん。ぜひ宮二工の豊かな自然を感じにきてください!

 

最後はみんなで記念撮影です♪