宮二工ブログ
令和7年度 学校見学会を開催しました
11月11日(火)、本校で学校見学会を開催しました。中学生の皆さんと保護者、引率の先生方、23名の方々にご参加いただきました。
夜間定時制の学校を初めて訪れるということで、参加者の皆さんには少し緊張した様子も見られましたが、見学会は和やかな雰囲気の中で進みました。
まず、保護者の皆様や付き添いの先生方と一緒に給食を体験。食事を楽しみながら交流を深めた後、本校の教育内容や特色について説明を行いました。
その後、参加者は2つのグループに分かれ、実際の授業や実習の様子を見学しました。生徒たちが真剣に学ぶ姿や先生方の丁寧な指導に触れ、中学生の皆さんも多くの刺激を受けたようです。
続いて、工業高校ならではの施設や設備も見学し、進路選択の参考になったとの声が聞かれました。
今回の見学会が、進路選択の一助となれば幸いです。なお、今回ご都合が合わなかった方も、随時見学を受け付けておりますので、ぜひ本校までお問い合わせください。
令和7年度 生徒会役員選挙が行われました
11月7日(金)本校体育館にて生徒会役員の立会演説会と選挙が実施されました。会長、副会長、議長の三役に立候補した生徒たちは、ステージ上でそれぞれの思いや公約を力強くアピールしました。
応援弁士も登壇し、立候補者の人柄やこれまでの活動を紹介するなど、落ち着いた雰囲気の中で支援の言葉を述べました。
公約では、「それぞれの役割に誠実に向き合いたい」という決意や「先日の文化的行事で生徒会のお手伝いをしたことでやりがいを感じた」との経験談などが語られました。また、「歴代の会長の背中を見て、自分も行事などを成功に導きたい」という力強い言葉も印象的でした。
今回の選挙を通じて、生徒一人ひとりが学校づくりに関わる意識を高める貴重な機会となりました。新たに選ばれた生徒会役員の今後の活躍に期待が高まります。
令和7年度 第2回進路講話が開催されました。
11月4日(火)、第2回進路講話が行われました。今回は2つのテーマで講師の方々から貴重なお話をいただきました。
まず、サカイ引越センターより2名の講師をお招きし、「社会人としての心構え」や「アルバイトと正社員の違い」について学びました。講話では、「キャリアとは人生の歩みや積み重ねであり、キャリア作りに早すぎることはない」という言葉が印象的でした。また、「正解は一つではなく、選んだ後に正解にしていくことが大切」というメッセージも、生徒たちの心に響いていました。
次に、ファイナンシャルプランナーの講師から「将来の暮らしとお金の関係」について、特に公的保険制度に焦点を当てた講話がありました。公的保険は、病気やケガ、失業、老後の生活など、将来の様々なリスクに備えるうえで大切な制度です。医療保険や年金保険、介護保険など、私たちの生活を支える仕組みについて学ぶことで、生徒たちは社会の一員としての自覚を深めることができました。
今回の進路講話を通じて、生徒たちは自分の将来について考えるきっかけを得ることができました。
生徒会主催 文化的行事 を開催しました
10月24日(金) 生徒会主催による文化的行事が本校で開催されました。
この企画は、5月の生徒総会で可決されたもので、生徒会執行部が中心となって準備を進めてきました。
当日は肌寒い気候ながらも晴天に恵まれ、執行部以外に加え、ボランティアスタッフとして多数の生徒が参加し、準備から片付けまで自主的に活動する姿が見られました。
防災意識を高める炊き出し訓練として作られた芋煮は、山形風と宮城風の2種類が用意され、どちらも生徒たちの心と体を温める美味しさでした。
芋煮を食べた後は、全生徒が5チームに分かれてクイズ大会を実施しました。学校の歴史や日常生活に関するユニークな問題に、生徒たちは笑顔で盛り上がっていました。
生徒の主体的な取り組みと一致団結した協力体制によって、心温まる一日となりました。
今回の行事は、現生徒会執行部にとって最後の行事となりました。来月には生徒会役員改選が予定されており、新しい執行部にも多くの生徒が立候補し、これからの生徒会活動をさらに盛り上げてくれることを期待しています。
令和7年度 工場見学を実施しました
10月22日(水)、1〜3年生の全生徒を対象に、県内の製造業の企業を訪問する工場見学を実施しました。
この行事は、実際のものづくりの現場を見学することで、授業の学びを深めるとともに、県内企業の事業内容への理解を深め、職業観を育み、将来の進路選択につなげることを目的としています。
1年生は岩沼市にあるTOYO TIRE株式会社仙台工場を訪問し、タイヤの製造工程を見学しました。さまざまな部材が組み合わされて1本のタイヤが完成する様子を間近で見ることができ、生徒たちはその精密さと高い技術力に驚いていました。製品の検査には、人の目と機械の目の両方が活用されており、安全性へのこだわりが感じられました。
2・3年生は大衡村にあるトヨタ自動車東日本株式会社を訪問しました。ロボットと人間が補完し合いながら働く効率的で「美しい工場」の中で、作業工程についての説明を受けながら見学を行いました。
どちらの企業も、東北から世界へ向けたものづくりが行われており、タイヤも自動車も人の命を預かる「安全・安心なものづくり」の現場であることを、生徒たちは実感していました。
今回の工場見学は、生徒たちにとって貴重な学びの機会となり、今後の進路を考えるうえで大きな刺激となりました。
令和7年度 交通安全教室が行われました
10月17日(金)日本自動車連盟(JAF)宮城支部より講師をお招きし、交通安全教室が開催されました。
講師の方からは、夜間の交通安全対策や自転車事故防止のための注意点について、具体的な事例を交えてご講話いただきました。信号待ちの際にスマートフォンを操作しながら、左右の安全確認をせずに交差点を渡るなど、危険な行動を行う歩行者が多い現状が紹介され、「自分の身は自分で守る」という意識を持つことの大切さが強調されました。
また、自転車に乗る際にはヘルメットを着用することの重要性についても説明があり、頭部を守ることで命を守ることにつながると教えていただきました。
本校は夜間定時制であり、生徒の登下校時間が夕方から夜間にかけてとなるため、交通事故のリスクが高まる時間帯と重なります。講話では、日が短くなる10月以降に夕方・夜間の事故件数が増加する傾向があることも紹介され、生徒たちは改めて交通安全への意識を高める機会となりました。
最後に、生徒代表が交通安全宣言を力強く読み上げ、生徒全員で交通安全に努めることを誓いました。安全な登下校を心がけ、事故のない学校生活を送るための意識を共有する、意義深い時間となりました。
高校生ものづくりコンテスト電気工事部門に参加しました
10月15日(水)電気科2年のO君が「第24回 高校生ものづくりコンテスト 電気工事部門 宮城県大会」に本校代表として出場しました。
大会では、制限時間内に作品を完成させるという厳しい課題に挑戦し、これまでの練習の成果をしっかりと発揮しました。惜しくも入賞は逃しましたが、真剣に取り組む姿勢と技術力は大変立派でした。
今回の経験を通して得た学びは、今後の成長につながる貴重な財産となるはずです。来年度以降も、後輩たちがこの大会に挑戦し、ものづくりの楽しさと達成感を味わってほしいと願っています。
定時制通信制生徒体験発表宮城県大会に参加しました
10月11日(土)、東松島市コミュニティセンターにて開催された「第73回 全国高等学校定時制通信制生徒 体験発表宮城県大会」に、本校電子機械科2年のM君が代表として参加しました。
M君は「定時制での学校生活を通して成長している自分に気づいたこと」をテーマに発表しました。人前で話すことが苦手だったM君ですが、緊張の中でも一生懸命に自分の思いを伝え、堂々とした姿を見せてくれました。
惜しくも入賞は逃しましたが、宮二工の代表として立派に役目を果たし、本人にとっても大きな成長の機会となりました。
今後も、生徒一人ひとりの挑戦と成長を応援してまいります。
令和7年度 防災講話が行われました。
防災講話の一環として、10月3日(金)に「普通救命講習」を実施しました。
講師には仙台市青葉消防署より救命救急士の方をお招きし、実践的な指導を受けました。
講習では、倒れている人を発見した際の安全な近づき方、意識・呼吸の確認方法、心肺蘇生法(胸骨圧迫・人工呼吸)の手順、そしてAED(自動体外式除細動器)の使用方法について学びました。実際に人形を使った訓練も行い、緊急時に冷静かつ迅速に対応する力を養うことができました。
参加した生徒は、「いざという時に自分が動けるようになりたいと思った」「命を守る行動の大切さを実感した」といった感想が寄せられました。
今回の講習を通じて、命の尊さや助け合いの精神について改めて考える貴重な機会となりました。今後も地域と連携しながら、生徒の実践的な学びを深めてまいります。
令和7年度 生徒の集いが行われました。
9月13日(土)に仙台工業高等学校で「生徒の集い」が開催されました。
生徒の集いとは、宮城県内の定時制通信制高等学校の代表生徒が集い、自主性を高めるとともに生徒相互の連帯感を深めることを目的としています。
今年度は、仙台駐屯地陸上自衛隊から自衛隊員の方を講師としてお招きし、担架搬送や緊縛止血法などの救護訓練、自衛隊の救急車両の見学、防災講話等のグループ活動を行いました。
本校からは、生徒会役員4名が参加し、他校の生徒との交流を深めていました。