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1年「地理総合」フィールドワーク

6月18日(火)1校時、「地理総合」の授業(1年電子機械科)で『フィールドワーク』を行いました。(※電気科は20日(木)に実施)

 宮二工の周辺には、広瀬川の侵食作用によって形成された特徴的な地形があります。

そのため、1年「地理総合」の授業で学習した「河川の働き」のまとめとしてフィールドワークを行いました。

 学校の北側・仙台駅方面に向かって歩いて5分ほどの「片平丁通り」に登る坂は、「河岸段丘」の二段目の段丘崖です。この坂を上った先にある片平丁小学校は米ケ袋地区一帯の避難場所になっており、毎日の登下校で通る坂は「住民を洪水から守ってくれる坂」ということなども、生徒たちは学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  後半は、学校の南側にあたる広瀬川沿いを歩きました。川の向こうに見える八木山、向山を広瀬川が長い時間をかけて削り、地層が露出している様子を実際に見ることが出来ました。このような地層が見られる地域はとても珍しく、生徒たちはその迫力に圧倒されるとともに、河川の侵食力の大きさを体感していました。

 

 

 

 

 

 

 1時間のフィールドワークでしたが、生徒は自らの目で地形を確認しながら、興味をもって楽しそうに学んでいました。

 このようにちょっとした校外授業で実体験をともなう深い学びが得られることも、人数の少ない定時制だからこその強みです。