2025年10月の記事一覧
生徒会主催 文化的行事 を開催しました
10月24日(金) 生徒会主催による文化的行事が本校で開催されました。
この企画は、5月の生徒総会で可決されたもので、生徒会執行部が中心となって準備を進めてきました。
当日は肌寒い気候ながらも晴天に恵まれ、執行部以外に加え、ボランティアスタッフとして多数の生徒が参加し、準備から片付けまで自主的に活動する姿が見られました。
防災意識を高める炊き出し訓練として作られた芋煮は、山形風と宮城風の2種類が用意され、どちらも生徒たちの心と体を温める美味しさでした。
芋煮を食べた後は、全生徒が5チームに分かれてクイズ大会を実施しました。学校の歴史や日常生活に関するユニークな問題に、生徒たちは笑顔で盛り上がっていました。
生徒の主体的な取り組みと一致団結した協力体制によって、心温まる一日となりました。
今回の行事は、現生徒会執行部にとって最後の行事となりました。来月には生徒会役員改選が予定されており、新しい執行部にも多くの生徒が立候補し、これからの生徒会活動をさらに盛り上げてくれることを期待しています。
令和7年度 工場見学を実施しました
10月22日(水)、1〜3年生の全生徒を対象に、県内の製造業の企業を訪問する工場見学を実施しました。
この行事は、実際のものづくりの現場を見学することで、授業の学びを深めるとともに、県内企業の事業内容への理解を深め、職業観を育み、将来の進路選択につなげることを目的としています。
1年生は岩沼市にあるTOYO TIRE株式会社仙台工場を訪問し、タイヤの製造工程を見学しました。さまざまな部材が組み合わされて1本のタイヤが完成する様子を間近で見ることができ、生徒たちはその精密さと高い技術力に驚いていました。製品の検査には、人の目と機械の目の両方が活用されており、安全性へのこだわりが感じられました。
2・3年生は大衡村にあるトヨタ自動車東日本株式会社を訪問しました。ロボットと人間が補完し合いながら働く効率的で「美しい工場」の中で、作業工程についての説明を受けながら見学を行いました。
どちらの企業も、東北から世界へ向けたものづくりが行われており、タイヤも自動車も人の命を預かる「安全・安心なものづくり」の現場であることを、生徒たちは実感していました。
今回の工場見学は、生徒たちにとって貴重な学びの機会となり、今後の進路を考えるうえで大きな刺激となりました。
令和7年度 交通安全教室が行われました
10月17日(金)日本自動車連盟(JAF)宮城支部より講師をお招きし、交通安全教室が開催されました。
講師の方からは、夜間の交通安全対策や自転車事故防止のための注意点について、具体的な事例を交えてご講話いただきました。信号待ちの際にスマートフォンを操作しながら、左右の安全確認をせずに交差点を渡るなど、危険な行動を行う歩行者が多い現状が紹介され、「自分の身は自分で守る」という意識を持つことの大切さが強調されました。
また、自転車に乗る際にはヘルメットを着用することの重要性についても説明があり、頭部を守ることで命を守ることにつながると教えていただきました。
本校は夜間定時制であり、生徒の登下校時間が夕方から夜間にかけてとなるため、交通事故のリスクが高まる時間帯と重なります。講話では、日が短くなる10月以降に夕方・夜間の事故件数が増加する傾向があることも紹介され、生徒たちは改めて交通安全への意識を高める機会となりました。
最後に、生徒代表が交通安全宣言を力強く読み上げ、生徒全員で交通安全に努めることを誓いました。安全な登下校を心がけ、事故のない学校生活を送るための意識を共有する、意義深い時間となりました。
高校生ものづくりコンテスト電気工事部門に参加しました
10月15日(水)電気科2年のO君が「第24回 高校生ものづくりコンテスト 電気工事部門 宮城県大会」に本校代表として出場しました。
大会では、制限時間内に作品を完成させるという厳しい課題に挑戦し、これまでの練習の成果をしっかりと発揮しました。惜しくも入賞は逃しましたが、真剣に取り組む姿勢と技術力は大変立派でした。
今回の経験を通して得た学びは、今後の成長につながる貴重な財産となるはずです。来年度以降も、後輩たちがこの大会に挑戦し、ものづくりの楽しさと達成感を味わってほしいと願っています。
定時制通信制生徒体験発表宮城県大会に参加しました
10月11日(土)、東松島市コミュニティセンターにて開催された「第73回 全国高等学校定時制通信制生徒 体験発表宮城県大会」に、本校電子機械科2年のM君が代表として参加しました。
M君は「定時制での学校生活を通して成長している自分に気づいたこと」をテーマに発表しました。人前で話すことが苦手だったM君ですが、緊張の中でも一生懸命に自分の思いを伝え、堂々とした姿を見せてくれました。
惜しくも入賞は逃しましたが、宮二工の代表として立派に役目を果たし、本人にとっても大きな成長の機会となりました。
今後も、生徒一人ひとりの挑戦と成長を応援してまいります。