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宮二工ブログ

令和6年度 第2学期始業式・全国大会報告会が行われました。

 8月20日(火)に、暑さ対策のため会場を体育館から冷房の効いた会議室に変更して、第2学期始業式が行われました。

 新学期にあたり、式辞の中で校長先生から生徒に対して、世界的なコレステロール抑制剤「スタチン」の開発をし、ノーベル賞候補にもなった遠藤 章 東北大学特任教授のお話と、8月に行われた同窓会総会に初めて参加された87歳の方のお話がありました。

 遠藤先生は、秋田県の定時制高校の分校から東北大学に進学し、その後の長年の研究活動から、多くの人々の命を救った薬の開発に成功した方です。第二工業と同じ定時制高校から世界的な研究者となったことから、アルバイトや将来の仕事を通して、生徒の皆さんの頑張りが世の中のためになり、人を幸せにすることを心に留めて欲しいという内容でした。

 87歳の同窓生の方は、中学校卒業後にすぐに就職し、22歳の時に本校の機械科に入学し、さらに44歳の時に電気科の特別編入生として更に2年間、本校で学んだ方です。仕事にも常に前向きに取り組み、本校で自らの知識や技術を高めるとともに、職場からも尊敬される人物になったというお話から、今の本校での学びが、生徒の皆さん一人一人の人生とともに、世の中のためにもなることを知って欲しい、という内容でした。 

  始業式のあと、「定時制通信制体育大会 全国大会」の報告会が行われました。参加した陸上競技部と剣道部の選手6名が生徒の前で結果報告を行いました。

 猛烈な暑さの中、東京での全国大会で頑張ってきた選手たちに対し、生徒から温かい賛辞の拍手が送られていました。

  

 今日から2学期が始まります。2学期は「全校遠足(プロ野球観戦)」や「生活体験発表会」、「校外スポーツ大会」など多くの行事があります。

残暑の中、感染症や体調管理にも十分に注意して、充実した学校生活を送ってください。